New Zealand Life

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詐欺!? 銀行口座の怪しいトランザクション

怪しいトランザクション

お給料日がやって来たのでルンルン気分で口座の確認をしていたら、行った覚えも聞いたこともない会社に向けて数ドルの怪しいトランザクションがあるではありませんか!

支払い先の会社名をインターネットで検索したら、会社の住所が自分の生活圏から離れたところにあることがわかった。しかもトランザクションの発生時刻はよく行くスーパーで買い物していた時間とかぶっている。これは怪しい。メチャクチャ怪しい。

更に怪しいことにトランザクションの種別がEFTPOSになっている。EFTPOSならカードをスキャンして暗証番号を入力しなければ支払いできないはず。暗証番号が漏れることがあったとしても、カードは手元にあるから他人が勝手に使えるはずがない。

むむむ…。いったいどういうことなのか?

銀行に連絡

数ドルとはいえ大切なお金を詐欺で失うのはまっぴらごめんなので、急いで銀行に連絡することに。取り急ぎ「身に覚えのないトランザクションがあるので、取り消して欲しい」旨のメールを銀行に送信。あとは返事が来るのを待つことにしました。

奥さんの閃き

その当時は僕だけ買い物に出ていたので、奥さんが何かを購入した可能性は無さそうだったけれど、念のために奥さんに相談。

僕「この日、この会社に数ドルの支払いをEFTPOSでしてるんだ。僕は身に覚えが無いんだけど、何か思い当たることはある?」

奥さん「んー、何だろう。買い物帰りにどこかに寄って買い物したとか?」

僕「それが、買い物している最中にトランザクションが発生しているんだ。」

奥さん「んー…。あっ!もしかしてお肉じゃない?」

僕「お肉…?スーパーの中にあるお肉屋さん!?」

奥さん「そうそう、それ。お肉の袋に金額が書いてあったでしょ。確認してみたら?」

僕「そうだね。確認してみる!(値段を確認する)」

奥さん「どうだった?」

僕「金額が一致しました。お肉屋さんでの会計でした。」

ということで、怪しいトランザクションの犯人は僕でした。

ちなみにこれは言い訳なんですが、買い物したときにレシートを貰っていなかったこと、お店の名前を知らなかったこと、そしてお店の名前が全然お肉屋さんっぽくなかったという事情が重なって、トランザクションを確認したときにまさかお肉屋さんへの支払だとは思わなかったのです。

奥さんの閃きによって詐欺ではないことがわかりました。更に「詐欺じゃなくて良かった。これくらい注意深く口座を確認している方が良い」とフォローまでしてくれました。奥さん、ありがとう。ありがとう、奥さん。

銀行には急いで「先ほど送ったメールは自分の勘違いだったので無視してください。」というメールを送信。ふぅ、これで一件落着。

後日談

2日後、Private Number(非通知)で着信があったので電話に出てみると、銀行からでした。

銀行「Hi, 〇〇銀行です。数日前の問い合わせについてお話できますか?」

僕「あ、はい…」

銀行「不正なトランザクションがあったとのことですが詳しい話を聞かせてください」

僕「あ、その件なんですが…あの…その後、メールを送ったんですが…」

銀行「はい」

僕「たしかにその会社にその金額の支払いをしていたことを思い出しました。問題無いのでこの件は閉じてください。」

銀行「問題ないのね。それは良かった!それじゃ」

僕「電話ありがとうございます。良い1日を。」

単なる僕の勘違いだったのに、わざわざ電話をしてもらって申し訳ない気持ちになりました。次はこんな勘違いをしないように気を付けよう。

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  • 作者:西田公昭
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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