New Zealand Life

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ニュージーランドの生活と気になるニュースをお届け

読書記録:万能鑑定士Qの事件簿 2巻

あらすじ

『週刊角川』記者・小笠原は途方に暮れていた。わずか2日で、コンビニの弁当は数千円から数万円に、JRのひと区間は九千円以上になり、いくら金があっても足りないのだ。従来のあらゆる鑑定をクリアした偽礼が現れ、ハイパーインフレに陥ってしまった日本。

だが、まだ万能鑑定士・凛田莉子の鑑定がある!パーフェクトな偽礼の謎を暴き、未曾有の危機から国家を救うことができるのか!?

書き下ろし「Qシリーズ」第2弾。

 

 

感想

読みやすい文章でサクサクと読み進められました。

冒頭で偽札作りの犯人の手がかりを掴んだ主人公達。しかし犯人はそう簡単に尻尾を掴ませてくれません。「完璧な偽札」によってハイパーインフレを起こした犯人はいったい誰なのか?そしてその目的とは?

結末まで二転三転する展開で最後の1ページまで楽しめる良質な作品でした。

犯人が誰なのか当ててやろうと一言一句を慎重に読みましたが、残念ながら犯人を当てることはできませんでした。まさかあの人が犯人だったなんて!

あっと驚く事件の真相にあなたはたどり着けるでしょうか?

こんな人におすすめ

「人が死なないミステリー」として人気の本作。お子さんが推理・ミステリーが好きだけど殺人や残酷な描写があったら心配という親御さんに特におすすめです。また気軽に本格的ミステリーが楽しみたい方にもおすすめです。

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納得いかないこと - 日本人的感覚のズルさ

給与交渉

これはニュージーランドでとある日系企業に勤めていた知人が経験したことです。

その知人はニュージーランド永住を目指していましたが、給与が労働ビザの延長および永住権申請の基準に満たないため、会社に対して給与アップの交渉をしていました。

知人は会社に必要かつ、なかなか新しい人を見つけ難い職種についていたので、僕は給与交渉は順調に進むだろうと思っていました。

ところが、会社の返答はNO。これ以上給与を上げることはできないとのことでした。僕は会社の返答が全く理解できなかったので、知人に何故ダメなのか理由を聞いてみました。すると知人が言ったのは

他の社員に申し訳ない

と言われたと。

え?他の社員に申し訳ない?

それ知人の事情と全く関係なくない?

個人的にはこれっぽっちも納得できない現象なんですが、僕も日本に住んでいた頃に会社に給与アップの相談をしたら全く同じことを言われて断られたことがあるので日系企業だったら言うだろうなぁと思います。

結果的に知人はその会社を離れました。そりゃそうですよね、こんな意味不明な理由で給与アップが不可能だと言われたんですから。

日本人的感覚のズルさ

こういう現象が起こるのは日本人にありがちな「ズルい」という感覚からくるのかなと思っています。同じ会社に勤めているのに給与が違うのは「不公平」という感覚。

僕は同じ会社で働いていようと同じ職種で働いていようと給与が違うことはズルくも不公平でも無いと思います。会社に貢献している自信があり、もっと高い給与が欲しいから給与交渉するのであって、もしそれが会社から見て正当でないのなら給与を上げるための条件を提示すれば良いし、給与を上げられないならその理由を説明すれば良いのです。

それなのに「他の社員に申し訳ない」という意味不明なことを言って必要な社員を失って、結果的に損をするのは会社自身なんですよね。

ちなみに、その会社は知人の後任を探しているそうですが、未だに見つかっていないようです。

 

 

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コロナワクチンのブースター1回目

ブースターを打つ理由

先日、コロナワクチンのブースター1回目を接種しました。2回目までのワクチン接種は去年のうちに済ませていたんですが、その後はコロナの新規感染者数の数も減ってきていたのでブースターを打つ必要は無いかなぁ・・・なんて思いながら今まで過ごしてきました。

ところが、最近ではオミクロン株の亜種が猛威を振るって新規感染者数はうなぎ登り。万が一コロナに感染したときに症状を軽くできるように1回目のブースターを打つことにしました。

予約方法

コロナワクチンを接種するにあたり、場所と時間を予約しました。予約無しでワクチンを接種できる会場もあるみたいだけど「予約無しで行ってみたら受けられなかった」という話を聞いたことがあったので念の為に予約しました。

予約の方法はとても簡単で My Covid Record にログインして、画面右の方にある「Book a COVID-19 vaccination」をクリックしたら後は必要事項を記入して、接種会場と予約日時を選んだら予約完了です。

mycovidrecord.health.nz

予約画面へのリンクはここにあります。

予約画面で住所を入力すると指定した距離内にある接種会場のリストが表示されて、そこから会場と日時を選べるのでとても簡単でした。予約時に入力したメールアドレスと携帯電話あてにメールとテキストで予約内容が送信されるので後で確認するのに便利。

いざ接種

接種会場には徒歩圏にある薬局を選びました。予約時間前に会場に入り、受付でワクチン接種の予約をしていることを伝えると名前と誕生日それから住所を聞かれ予約に間違いがないことを確認された後に椅子に座って待つように言われました。

待つこと数分で薬局の奥に呼ばれ、注射の前に具合が悪くないかを確認されてから注射。その後は5分待機して何も異常が無かったので帰宅しました。

接種後の様子

注射した直後は特に何ともなく、数時間後から肩が少し痛くなりました。注射の翌日は特に体調に変わりなかったので買い物に出かけたら、出先で悪寒と頭痛が出始めたので帰宅してから2時間ほど布団で休み、温かい飲み物とバナナを食べたら体調はほぼ回復しました。副反応が肩の痛みぐらいしかなかったから油断して出かけたのが悪寒と頭痛の原因だったのかな。

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寝ぐせ

バラエティ豊かな寝ぐせ

僕は寝相が活発なタイプだからか、寝ぐせがつきやすいです。特に後頭部につきやすく、バラエティが豊かです。後頭部の寝ぐせは自分では見えないので、奥さんや娘にどんな形の寝ぐせなのかを教えてもらっています。たまに有名人の特徴的な髪型や、動物の毛並みに似ていることがあって「今日の寝ぐせは〇〇〇に似ている」なんて話をしたりします。

ボリス・ジョンソン

さて、そんな僕の寝ぐせ、今日は英国首相のボリス・ジョンソンさんに似たものができました。

英、コロナ陽性でも隔離せず ジョンソン首相、規制撤廃方針を表明 | 毎日新聞

このボリス・ジョンソンさん、いつも奇抜な髪型(寝グセ)が気になりますが、実はわざと寝ぐせを直していない(むしろ敢えて乱している)らしいです。

何故そんなことをしているかというと、彼は英国の一流大学、オックスフォード大学を卒業しているエリート(ちなみに彼の母親もオックスフォード大学卒だそうです)なんですが、未だに学歴と階級差別が残るイギリスで政治家として活動するために労働者階級の人々から「良い大学を出た上流階級のお坊ちゃまが自分達労働者の苦労なんて分かるわけがない」と思われたくないためだとか。

彼の特徴的な髪型は、労働者階級の人々から支持を得るための作戦だったんですね。その作戦は大成功をおさめ、イギリスにおいてもっとも人気のある政治家の一人になっています。通常、イギリスの政治家はイギリスのマスコミに姓で呼ばれるそうですが、彼だけは親しみを込めて「ボリス」とファーストネームで呼ばれているそうです。

この子もボリス

ちなみにミッフィーの登場人物のひとり(一匹?)である小ぐまの彼もボリスという名前だそうです。知らなかったー。

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増加している凶悪事件

オークランド西部での銃撃事件

オークランド西部の住宅街で女性が銃で射殺される事件が発生しました。

www.nzherald.co.nz

警察は1名を勾留しましたが現在も調査中のため、最近増えているギャング絡みの事件か等の詳細はまだわかっていないようです。

悪化し続ける治安

コロナのパンデミック以降、こういった凶悪犯罪の報道が増えています。この前は昼間のショッピングモールで若者達が刺傷事件を起こしたばかり。しかも逮捕された若者の中にはたった14歳の少年も含まれていたそうです。

普段の生活でも治安が悪化していると肌で感じることが多くなったニュージーランド。これからどうなってしまうのか、とても心配です。

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